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山(森林)の価値を高めるサービス
 

 日々「やまづくり」を行っています。「美しい山」を目指しています。

 やまづくりとは、山とその森林をいい方向に導いていくということです。そのための、山(森林)【以下「」】の整備、管理を行っています。
 山は本来、「ものすごく大切なもの!」で、「価値のあるもの!」です。以前はそうだったので、とても大切に管理されていました。

 山にはありとあらゆるものがあります。ですが、今ではその価値も薄れ、関心も薄れてしまい、放置され、荒れているのが現状です。そんな山の現状を憂い、何とかしたいという想いのもと、森林の整備にいそしんでいます。

 山は大まかに分けると、が植えた林と、自然に育った林とに分けることができます。人が植えた林は、人が人工的に作った林という事で「人工林」と呼んでいます。一方、自然に育ってきた林は、天然に生え育った林という事で「天然林」と呼んでいます。
 特に人工林の場合、植えた後、人の手適切に整備し管理していく必要があります。そうしないといい山になっていきません。適切に整備、管理していくことがとても大切です。(この「適切に」というところがポイントです!)
 これを、山主様に代わって行っています。
適切に整備して、継続して(ここもとても大事です!)管理していくことで山は次第に価値あるものに変わっていきます。当方で整備、管理させていただいている山は、いずれもいい状態の山になりつつあります。
 現在ほとんどの山が手入れ不足です。ほとんどは手つかずの荒れた状態になっています。そんな状態の森林をいかにいい状態に導いていくか。そのお手伝いをさせていただいています。  

森林整備において3つのポイント

まっすぐに上空に伸びあがった杉

1、山は継続して管理していかないといい山にはなっていきません。
 特に、人が植えた林は継続して管理していくことが大切です。継続して管理、整備していくことにより、よりよく育っていきます。

 整備されていない山では、木が成長するにつれ、混みすぎるようになるため、木が太くなれません(背だけは高くなります)。そのため、細長~い、線香のような木になってしまいます。そうなるとバランスが悪いので、風や雪で折れてしまうこともありますし、災害のきっかけとなることもあります。

・現状を確認した上で、
・将来に期待が持てるような
・価値の高い山になるよう、
・いろいろな要素を検討したうえで
 整備、管理していきます。

樹脂製の杭

2、知っておいた方がいい事としては、山の境界は、放っておくと「いつの間にか分からなくなってしまう!」ということです。山は毎年どんどん変化していきます。かつては明確だった境界もそうです。
境界が分からなくなってしまうと、
 ・自分の山がどこにあるか。
 ・どこまでが自分の所有地なのか
分からなくなってしまいます。
 そうなっては、もはや山の所有者とは言えません。実際、私の関わった山も、自分の所有地が分からない方が数多くいらっしゃいます。そうなってしまうと、再度境界を明確にすることはなかなか大変な作業です。

 そうならない為にも、まず境界の確認を行うこと。そして定期的に確認されることをお勧めします。
 右の写真のような樹脂製の「杭」を打っておくとより確実です。
当方で境界の管理も行っています。

 

山ごとに違う要素で成り立っています

3、山は一つ一つ違います。
 例えば、立地。
・急斜面なのか、なだらかなのか。
・東西南北どちら向きなのか。
・谷地形か尾根地形か。
・道から近いのか遠いのか。
・集落から近いのか遠いのか。
         など。

 整備をする際には、実際に山を見て、どのように整備していけば良いか、管理していけば良いか、その状況に合わせて考えていく必要があります。